生前葬
私は死んだ
あの日だろう。きっと
私という個体は
細胞の生まれ変わりとともに蒸発して
今あるのは感覚の死んだつまりは余生
生きながらえてもしょうがない
最中に潜りたい
情報に埋まり、脱皮したてのザリガニはこの不衛生に蒔いたカルキにやられる。騙し騙しやってきた屋外プール 漂白した緑
ここではきっと生きられない。
いくら様々な生き物が生息するスポットだとしても
苦しい
溺れかけてるといってもだれも助けてはくれない
私が守るしかない。
私は、私が好きな自分を、枯れかけの苗木からまた育てる飼育員に徹しよう。
ここにきてからずっと鼻炎