酒。と、わたし
わたしはとてもお酒が大好きでした。
高校生の頃から。
バイトを決める要素には、賄いにお酒(日本酒、ビール)を出してくれてるところにしてました。
ずっと飲んでて、苦手な人に心をこじ開ける為にも使い、行き場のない感情をもつと、ひとりで500ml缶4本を開けてました。
いつもお酒は、何かを紛らわせる為に出てきました。
人が怖いのは、大学の頃からでしょうか。
それよりずっと前かもしれない。
無敵だった自分の領地が簡単に人に崩されて、それから人と接する時は、麻痺の材料としてお酒を飲んでいました。
いま治療の最中で、その、麻痺させるという部分で同じ意味の薬を飲んでいます。
「お酒は出来の悪い薬」
そういった医師の言葉が張り付いて離れない。
高校の時はたしかに幸せだった。
ストロングゼロが売れているこの世は正常にゾンビで溢れてる。