支離滅裂(A社@西麻布)
「あんた、プライド高いよね」
仕事場の人間関係が最悪で、直属の上司に、目の前で嫌いと言われて、もう辞めるもんね?ほんと…辞めてよ(苦笑)、みたいな、それを会社の人間が面白がってる。
仕事を覚えるのも遅いし、期待されない新人。
もう、仕事ができる人間にそんなこと言われて悔しい、見返せないし、言い返せない、傷に気付かないフリをして、へらへらしてやり過ごしてしまった。
起きている時間、スヌーズがかかったように、心の傷をナイフでなぞられる。
今でも鮮明。
いじめっ子じゃなきゃ、やり抜けないの?
社会。そんなんなら破綻してんな。
知能のある生物だと思えないんだけど。
むしろ知能指数で測られる大学出、そっちの方がエグい気がする。逃げたくない。絶対負けたくない。
社会人って、大人って、どうやったらなれるの?
半年前に、永遠にこどもでいる宣言をしたわたしは、なんで今こんなことをしているんだと、思ってしまった。
それが悪い事なのはわかる。
でも集中できない。
息がし辛い、喉元をぐいぐい押されている感じ。
陰湿な空気作りは、少人数で空気の入れ替えのない会社の特徴ですよね。
そして協調性の薄いわたしはまんま浮くわけね。嫌い。大嫌い。この会社もここにいる人間全員嫌い。
生きて、お金ふんだくって、幸せに生きて、報復したい。
母に、人間関係が辛い という趣旨の電話をした。
「もー、あんた視野狭くなってない??あんた、プライド高いよね(笑)」
もう、自分の悩みについて考えてくれる人なんて居ないんだな、と気づいた。
これを残して死んでしまえば、会社の嫌いな上司にも、幼少期自分をネグレクトしてきた母親にも、報復できるんじゃないかな、と本気で考えた。
こんな事しか考えられない。もっと頭よくなりたい。
唯一、心から褒められた環境が、アートだった。ズレてることを肯定してくれて、むしろ向いていると言ってもらえて、誰とでも自信をもって話が出来て、思想、哲学を深める喜びを知った。
ここにずっといたい、この人たちといた
いって思った。
走馬灯のように思い出す。
でも、今のタイミングで行くのは逃げた様に思うし思われるのだろう。そして、ほっとする場所も、ある様で、ない。
岡本太郎のように、芯を強くもち、生きたい。
炎のように。
自分は、今、どうするのが良いのだろう。
苦しい。だれか、教えて、
今日も弱い。